風の影(上、下)著/カルロス・ルイス・サフォン*

いつもの会社のダンディなおじ様のお勧めで洋物です。基本的にカタカナが超苦手のもので初めはなかなかとっつきにくかったのですが、はまりますとはまります。
一言でいうとミステリー。1945年少年が父親に連れられて行った「本の墓場」である本に出遭うことから物語が始まります。その本の作家の人生と、その少年の成長がさまざまな形で絡みあい、また回りの人物の感情が渦巻くカンジのお話です。年代で進んでいくから割とわかりやすい。なんかドキドキします。ミステリーだけでなくいろんな要素があるので飽きることなく読めるし、「えー!?」って途中声に出したくらいに謎解きが面白いよ。